スキーはアートではないし、スキーヤーはアーティストでもない。スキーがアートで、スキーヤーがアーティストなら話は別だが。Factionの長編4作目となる本作では、日本の活気あふれるストリートから、ブリティッシュコロンビアのパウダースノー、スイスやイタリアの手入れの行き届いたテレインパークまで、一連のフリースキーシーンを通して純粋な創造性を表現している。どの場所も、チームの芸術的表現のための真っ白なキャンバスとなる。大きなクリフを飛んだり、ビルの側面を擦ったりすることほど、「アーティスト」と呼ぶにふさわしいものはないのだから。